日本が誇る高速鉄道の新幹線の変遷

世界を走る新幹線へ

高い信頼性を勝ち得た新幹線は、世界中の高速鉄道を刺激して規範ともなっていきました。高速化はリニアモーターカーに譲るとしても、安全で高い信頼性を持ち、加速性能によってこれまで以上の時間の短縮を図る方向性へとシフトしたからです。これが大きな転機になっていくのは、システムとして完成されたものになっていったからでしょう。

鉄道は世界中で利用されていますが、高速化することができれば、インフラとして経済も大きく発展させる起爆剤となっていきます。これも日本が証明した部分でもありますが、輸出産業としても注目されるようになったのです。ヨーロッパでは技術輸出が進んでいきましたが、信頼性に問題があったことは間違いありません。脱線事故や地震によってインフラとして機能しなくなったことは、大きなダメージになっていきます。

特に台湾では大きな問題となり、日本の技術が利用されるようになりました。安全性の高い新幹線のシステムは、地震の検知すら独自でおこない車両を安全に停止させていくからです。前方の車両の検知などに関しても、正解で群を抜く安全性を実現していました。これが輸出ということにつながっていくのですから、世界に誇る新幹線から世界を走る新幹線になってきているといえるでしょう。